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地主さん向けコラム


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駐車場経営のリアルな収益と注意点

「遊んでいる土地で手軽に始められる」として、多くの地主さんが一度は検討するのが駐車場経営。初期投資が少なく、管理も比較的ラクというイメージがありますが、実際に始めた地主の間では「思ったより儲からない」「管理が地味に大変」といった声も少なくありません。
このコラムでは、そんな駐車場経営の現実的な収益構造と、見落としがちな注意点を3つの観点からわかりやすくお伝えします。

駐車場経営の収益モデルを数字で見る

【月極】
 東京都内で月額2〜4万円、地方都市で5,000円〜1万円が相場。10台分なら毎月5〜30万円の売上が見込めます。

【コインパーキング】
 繁華街なら日収5,000〜15,000円、郊外では500〜3,000円程度もありえます。利用率が低いと赤字になることも。

① 土地の立地と需要に大きく左右される
② 月極よりも時間貸しのほうが変動が大きい
③ 機械設置型は初期費用100〜300万円+メンテ費も必要

「空いていれば儲かる」というイメージに反して、需要の読みに失敗すると赤字経営にもなり得るのが実態です。

見落としがちな「固定費」と「税金」

駐車場経営は「維持コストが少ない」という印象がありますが、実際には以下のような支出があります。

① 固定資産税(地目変更で減免されなくなる場合あり)

② 清掃・草刈りなどの維持管理費(月5,000〜10,000円程度)

③ 防犯カメラ・照明の設置や更新費用

④ 賠償責任保険や利用者トラブルへの対応費

さらに注意が必要なのが、地目が「宅地」に変わることで固定資産税が6倍になるケース。
また、アスファルト舗装をすると「資産」と見なされ、減価償却資産として扱われます。

駐車場経営を成功させるための3つのポイント

立地調査を徹底する(競合・利用ニーズ・昼夜の稼働率)

初期費用を回収できる事業モデルにする(収支シミュレーション必須)

サブリースや管理委託も選択肢に入れる

特にコインパーキングは、自分で運営するよりも大手業者に「一括借り上げ」してもらう方が安定する場合があります。
(その分、利回りは下がりますが…)。
駐車場経営は、「手軽そうで奥が深い」土地活用です。
しっかりと収支を試算し、固定費や税務リスクも踏まえた上でスタートすれば、安定した副収入源になり得ます。まずは小規模から始めて、実体験を積むのも一つの方法です。
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